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Sun.

西尾劇場(その1)

こんにちは、MITSUIです。
今日は、懐かしい映画館のお話。

思い起こせば私の幼少時代、生まれ育った町(安城市)には、映画館が三つもありました。
JR駅前と言う好立地にありながら子供に最も縁遠かった日活系の「南映会館」。
駅から南へ15分ほど歩くと見える東映・大映系の「安城東映(安城座)」。
その安城座からほど近くにあり、怪獣大好きだった私が一番よく通った東宝専門の「彌生館」。
(途中、彌生館が日活系に、南栄会館が「安城東宝」と名を改め東宝・洋画系に変更しています)

既に三軒とも何年も前に取り壊され、悲しいかな現在の我が町には、いや全国どこも同じ状況だと思いますが、いわゆる「シネコン」と呼ばれるものしか存在しません。
思えば、当時の映画館と言うものは、いずれも、シネコンでは味わえない赴きがあり、温もりがありました。

開館までの待ち時間、キップ売り場横のウィンドウに貼られたスチール写真を眺めながら、これから観賞する作品に胸躍らせていました。
入り口をくぐると、壁に飾られた往年のスター達の肖像画がズラリと出迎えてくれました。
ロビー横の売店では、気のいいおばちゃんからパンやフルーツ牛乳を買いながら、ガラスケースの中のグッズやパンプレットに目を輝かせたものです。

なにより、当時の映画館と今のシネコンとの決定的な違いは、「上映中も入場可能。入れ替えなし」と言う点でしょう。
この違いで言えることは、もちろん「一日中同じ映画を何度でも観られる」と言う点も重要ですが、それ以上に「上映途中にソッと入場する、あのワクワク感」にこそ大きな意味がある・・・と個人的には思っています。

ロビーと劇場内を隔てる防音の分厚い扉をグッと押し開けると、黒い暗幕越しから上映中のサウンドが漏れ聞こえてくる。
それは正に夢の世界への入り口であり、既にその世界に浸っている観客達と、これから飛び込もうとする自分とを一気に一体化させる瞬間でもある。
今のシネコンの入れ替えシステムでは、あの得も言われぬ胸の高鳴りを感じることは出来ません。

また今のシネコンは、ロビーが妙に小綺麗過ぎて、雑然とした空気や人の息づかいが感じられない点も個人的には不満です。
観客もビデオ感覚で気軽に来ている様で、娯楽の少なかった当時とは映画に対する心構えが格段に違っている様にも感じます。
あの、ワクワクした至福の時を二度と再び味わうことは出来ないのでしょうか。

いやところが、そんな今でも当時の佇まいを楽しむことの出来る、とんでもないスポットがあったのです。
しかも、私の故郷からほど近い「西尾市」に。

それが、この「西尾劇場」です!
噂を聞いて、さっそく言って参りました。
まずは、その圧倒的な存在感を見よ!

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劇場の前に立っただけで、懐かしさが込み上げてきます。
朽ちてはいるものの、正に「あの時の映画館」がそこにあるのです。

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劇場の正面玄関と向かい合う形で、小さな祠が祀られているのが印象的です。
且つて賑わったであろう商店街をソッと見守っていたのでしょうか。
祠から臨む劇場の姿も、ノスタルジックで絵になります。

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実は、私が数年前にエキストラ参加した「20世紀少年」の一場面も、この劇場内で撮られているとのこと。
また、最近になって、この場をメイン舞台とした映画「怪特探KAITOKUTAN〜岸部町奇談〜」が封切られており、なんと今でも、この劇場で上映されているらしい。(チケット窓口には「12:00〜上映開始」と書かれていましたが、詳しくは劇場に直接確認をしてほしい。)

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サエト、阿知波良祐 他

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この日、看板に書かれた上映時間まで2時間以上もあったので、外観の撮影のみとし入館は見送ったのですが、近いうちに是非とももう一度訪れ、当時のシートに腰を下ろしてみたいと思っております。

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実は、この翌日、どうしもて中に入りたくて再び訪れたのでした。

その模様は、また次回。

このサイトさんが詳しい。

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西尾劇場(その2) | top | ぷらっと・おフランスVol.6 【YUASA】

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