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Tue.

『色即ぜねれいしょん』 レヴュー(MITSUI)

こんにちは、Drums MITSUIです。
昨日、レンタルDVDにて、「アイデン&ティティ」に続き、田口トモロヲ、みうらじゅんコンビが放った第2段、「色即ぜねれいしょん」を観たので、感想なんぞ一つ。

いや~、面白かった。
中途半端に悩み苦しむ、だらしない青春時代を描かせたらこのコンビは最強だ。

shikisoku02.jpg

だけど、この作品が描く世界は、何の躊躇いもなくラブホテルに直行する高校生や、体育会系のモテモテ男子には理解できない青春だと思う。
「やりたくてもなかなかやれない。」そんな悶々とした青春を生きてないと、この作品の哀れさ、バカバカしさは味わえないだろう。

舞台である1974年当時の「奥手高校生達」の生態を生々しく描いた映画だけど、悩みのレベルがあまりに低過ぎて呆れちゃうかもしれない。
だけど、自分自身も確実にそんな日々を歩んできた一人なわけで、その辺りの描写があまりにもリアルで、私は、この主人公にかなりの部分で同期していると思う。

この映画はみうらじゅんさんの自伝なわけだが、私は、そのみうらさんと同世代の人間である。
まず、この作者と同世代だと言うことが、共感できる要因としては非常に大きいと言えるだろう。

しかも、私立男子高校の文科系で仏教系高校ってところも同じで、講堂の舞台奥に仏像が飾られてるシーンには、私の高校の講堂も正しくあんな感じだったんで、思わず笑ってしまった。

shikisoku01.jpg

不良にもなれず、かと言ってマジメにもなれない中途半端な立ち位置も、女子に対してあと一押しが足りず見す見すチャンスを逃してしまうダメップリも痛い程共感できた。

当時の私はロックをやってなかったので、作中の「歌は武器だ!」と嘯くその恩恵には授かっていないが、クライマックスの文化祭シーンで主人公が味わったであろうカタルシスは、私が文化祭で体育会系の連中と協力して映画を作り上げた感動とシンクロした。

「アイデン&ティティ」は、青春時代にロックと接していた人達にとってはリアルな映画だっただろう。でも、私にとっては、明らかにコチラの方が身近に感じられた。
それ故に、当時の自分のあまりにも情けない部分を晒け出されている様で、どこか気恥ずかしさを覚えたのも事実である。

次回このコンビには、是非とも、「青春ノイローゼ」の映画化をお願いしたい。

【公式サイト】

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12:52 | CINEMA REVIEW | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Tue.

音楽系映画を観ました

こんちわ~(^^)/   GARAGE-X GuitarのYUASAでおわす。

前回、ご紹介しました、映画「少年メリケンサック」にVocal役で
出演していました、俳優「田口トモロヲ」さんが初めて監督した
映画を見ました・・・DVDで・・・だいぶ前だけど・・・。
(2003年制作 原作:みうらじゅん 脚本:宮藤官九郎です)

「アイデン & ティティー」・・・

SPEEDWAY1

ストーリーは・・・ある“PUNKBand”の青年が、音楽や恋愛に行き
詰った時、“ボブ・ディラン”の亡霊?と出会うというお話です!!
・・・
???・・・何で?・・・ボブ・ディランはまだ生きてらっしゃい
ますけど・・・。
意味、理由はよく解りません・・・。
でもそういうのは、問題ではないんです。(^^)!

んでもって、PUNK青年が、亡霊ディランの幻影(ある意味、
青年が“理想”とするRockミュージシャンの「姿」)と、生活のため、
レコード会社との契約のため、“ポップでキャッチーなヒット曲”を
作らなければならない、“現実”とのハザマで苦しみ、葛藤する
「姿」を描いた青春ストーリーです。

ちょっと重たいストーリーかな?と感じるかもしれませんが・・・
そこは・・・ほれ・・・原作:みうらじゅんですから!

血気盛んなBand野郎たちのハチャメチャな生活や生き様が全編
描かれていて、大いに笑えます!
(ちょっと、小学生くらいの子供には見せられないけど・・・)

何か僕も若いころ、この映画の主人公たちと同じように“下心満載!”
でBandやってたな~・・・(赤面)
とか、自分の過去とオーバーラップするシーンが結構あったりして
・・・見てて、ちょっと恥ずかしかったです。(恥笑)
・・・
でも誰だって、若いころ“音楽やろう!”と思う「原動力」って、そういう
“下心”だよね~?(^^! (←誰かに同意を求めている)
・・・
現実、僕の奥さんは、20才のころのBand活動がきっかけで交際
を始め、結婚に至った方です。(^^!照
(奥さんは別の大学音楽サークルのBandでVocalやってました)
・・・
え~~っと・・・映画の感想としては・・・

↓Bass役の大森南朋(なお)さんカッコ良かったです!。(^^)。
大森南朋1

主演は、Guitar役の峯田和伸(ex銀杏BOYS)で、本物の
ミュージシャンです。
・・・
けっこういい演技してます!
Vocal役の中村獅童(ブレイク直前くらい)の影響や刺激が
あったからかな?
本当に、気合いの入った、説得力のある演技だと感じました!
それと、田口トモロヲ監督のキャスティングは、BEST!です。
どの役者さんを見てもこれ以上は望めないという配役ですね。
微妙に知名度の低い役者さんを当てるのも、ストーリーの
リアルさを増すためには、良い効果を出すんですね。(^^)
(制作予算の関係もあると思うけど・・・)

お暇な時&お子さんのいない時に・・・覚えていたら・・・
一度ご覧下さい。
                                           おわり
16:24 | CINEMA REVIEW | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

音楽系映画を観ました

こんちわ~(^^)/   GARAGE-X GuitarのYUASAでございます。

今年の春ごろに、少し(本当に少しだけ)話題になった・・・
なりかけた・・・一部のファンだけに・・・
という映画を見ました・・・DVDで・・・。

少年メリケンサック・・・

ストーリーは・・・中年おやじの“PUNKBand”のお話です!!
↓ベーシスト役の佐藤浩一さんカッコ良かったです!。(^^)。
 (持ってるのGuitarだけど・・・)
佐藤浩一


主人公は一応“宮崎あおいちゃん”ですけどね・・・。
・・・
今や超~売れっ子女優にここまで“よごれ”やらせちゃっていいの?
つ~くらいやらせてます!
・・・あおいちゃんもかなりノリ良く“よごれ”やってます。
(女優根性あるな~!)
・・・でも・・・
結果的には・・・評価は低く・・・観客動員も少なく・・・
よって興行収入も少なく、東映としては、“失敗作”
扱いにしちゃうのかな?・・・(涙)
※DVDも、“新作なのに1週間レンタルOK
というシールが貼られてました・・・ホワイ(泣笑)?

んガしかし・・・
僕的には、結構笑えたし、全編集中して観ることができましたよ!
(∩_∩)

特に、音楽プロデューサー兼レコード会社社長役のユースケ
サンタマリアが・・・
“最近のPUNKは、軟弱だ~!!” ヾ(≧血≦;)ノ
と嘆くシーンがあったのですが・・・すごく共感しました。(ウンウン)

描かれている“PUNKBand”の音楽スタイルや生き方などから、
脚本を書いた宮藤官九郎やVocal役の田口トモロヲは・・・

“Rockとはもっと激ヤバなもんだ!!”・・・とか・・・
“がんばれ!! 日本のPUNKBand!!”
・・・
みたいな「おじさんの主張」をしたかったんだろな~・・・
と感じました。

あと、映画の中で、“名古屋はPUNKのメッカだ!”
というセリフがあったり・・・
名古屋出身の代表的PUNKBand「原爆オナニーズ」
(現在も健在です)や「スタークラブ」が紹介されてたのは、
なんかとっても嬉しかったです。(なつかし・・・感涙)

またヒマな時に、覚えてたら、この映画観てやって下さいねm(____)m

PS.思い出話ですが・・・僕は、中学~高校生のころから
「HARDRock」フリークだったんですが・・・
そのころは、今ほど明確に音楽がジャンル別やカテゴリー別
に語られたり、扱われてはいませんでした。(メディア的にも)
いい曲はジャンルを問わず聴いてました。
(クラッシック~歌謡曲~HARDRock・PUNK~DISCO~R&B等々)

PUNKでいえば・・・ラモーンズの「WonderfulWorld」や
セックスピストルズの「SillyThing」は、
いまだに僕の“フェイバリッドソング”です!!

ついでと言っちゃ~なんですが・・・
セックスピストルズと時々いっしょにGIGったりもしてた、
ThinLizzy(僕の大好きなHARDRockBand)の
Dedication」も紹介しとこっと・・・(笑)

ジャンルを超え、理屈抜きにカッコいいです!!! (∩_∩)

                                           おわり
11:50 | CINEMA REVIEW | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Wed.

WAR OF THE DEAD (CINEMA REVIEW)

こんにちは、GARAGE-X DrumsのMITSUIです。

遂にYUASAさんに騙され、いや勧められてDVDを観てしまいました。

「WAR OF THE DEAD」

もう堪能しました。
どうもごちそうさまでした。
もういいです。
もうこれ以上いいです。
YUASAさん、ホントに素敵な映画をありがとう。
ディープな夢の世界に誘ってくれてホントにありがとうございました。

っで、せっかくこうして最後まで観ちゃったんで(なんか言い方がイヤそうですが。)、この場をお借りして、この映画の素晴らしさを皆さんにもお伝えすることにより、少しでもこの苦しみ、じゃなかった、この喜びを紛らわしたい、っではなくって、皆さんと共有したいとの思いから、ペンを取ることにしました。
では、まいりましょう。
ゾンビ映画の金字塔、「WAR OF THE DEAD」のレヴューでございます。

まず、この映画の設定ですが、地球全体がゾンビに支配されていると言う、「猿の惑星」みたいな壮大な世界感となっております。
ただし、この映画を観る限りにおいては、ぜんぜん地球規模の話には見えません。って言うか、どう見ても、「その辺の原っぱ」にしか見えません。

でも、これには何か深い意味があるはずです。きっと、物語上、重要な場所なのではないでしょうか。いや、そうに違いない。
絶対、撮影が楽だからとか、予算が掛からないから、なんて言う安易な理由であるはずがありません。

 ほとんど、この原っぱでやってます。確かに金かからなそうですが。
     ↓
war of the dead field

っで、ゾンビは、ここ何十年の間に凄まじい進化を遂げ、地球を支配するところまで上り詰め、人間は、奴隷や家畜として飼育され、働かされているって設定です。
しかし、このゾンビが世界を支配するほどの進化を遂げてるとは到底思えないくらい動きが鈍いです。走れば逃げれます。言葉もまともにしゃべれません。ハッキリ言って、こんなモンに支配されとったらアカンです。

では、わずかに生き残って戦いを続けている人間達(戦士)の方はどうかといいますと、これがまた、ゾンビに輪を掛けて低レベルです。

銃を持ってる時は、嬉々としてゾンビを撃ちまくってて一見強そうですが、ちょっと目を離すと、簡単にキャンプに攻め込まれちゃったりします。あのノロノロしたゾンビに団体で奇襲攻撃食らってます。なんでもっと手前で阻止できないのか不思議でしかたありません。
どう見てもこの部隊は、「警備」とか「防御」とか言う、最も基本的なことが全然やれてないです。

途中、咬まれた戦士の一人が、「油断してた!」なんて呑気なこと言ってるシーンがありますが、ハッキリ言って、この人達全員、最初っから最後まで油断し過ぎだと思います。
結局、支配された原因は、ゾンビ側の進化ではなく、この人達の呑気さ加減にあると思います。

そして、攻め込まれたあげく、主人公の戦士と、キレイな金髪のお姉さんが捕まってしまいますが、なぜか二人とも殺されずに生け捕りにされます。
はじめは、そのお約束パターンに腹が立つでしょうが、そこにはちゃんとした理由がありますので慌てないでください。

実はこのゾンビ達、驚くべきことに人間を繁殖させるための農場を営んでおりまして、主人公達は、繁殖用の種主として選ばれたわけです。だから殺されない。ああ、なんて緻密なシナリオなんでしょう。(どこがやねん。)

しかし、その繁殖計画ってのが、

「生まれた子を育て、成人になってから餌にする」

って、モノスゴイ気の長い計画です。

成人にまで育て上げるとすると十数年はかかるでしょうから、その間せっせとゾンビ達が畑仕事をし、野菜などを収穫して人間に与え、成人になるまで立派に育て上げないといけません。
霜降りの高級人肉にしようと思ったら、ビールとか飲ませたりしないといけないかもしれません。
ハッキリ言って、メチャクチャ効率悪そうです。
ゾンビって、ホントは、気長で働き者の結構イイ奴なのかもしれないなあ、とフト感じてしまうほどのノンビリ具合です。

っで、物語は、そんな実直なゾンビ達を、実は、

「人間側の某組織が裏で操っていた!」

と言う、驚きの展開へと進んでいきます。
なんか深そうに聞こえますけど、全然そんなことないですから安心してください。

いや、確かにはじめは、国家レベルの話みたいな感じで進んでいきます。
「裏では一体なにが動いているんだろう。」って、ちょっとワクワクさせられたりもして、こんな映画でワクワクしてる自分が恥ずかしかったりします。

でも実態を見てビックリです。

 これが実態です。
 闇の組織による秘密会議の場面ですが、私には町内の寄り合いにしか見えません。
     ↓
 war dead 2

っで、この町内会の役員さん達が、

「農場やらせとけば、この町を襲ってこないから」

って言う、正しいのか正しくないのか、なんだかよく分らない理由で、人間の繁殖方法をゾンビに教えてやったらしいのです。

って言うか、まず、「よくその話合いの席まで持っていけたな」ってのが、正直驚きです。
どうやってゾンビ相手にして、彼らを交渉の場に着かせることができたのでしょうか。

「折り入って御相談があるんですけど」

とかなんとか、話を持ちかけていったのでしょうか。
そこまで話の出来る相手なら、今後も話し合いでうまく共存していけると思うのですが。
まあ、この町内のオッサンたちが、モノスゴイ交渉上手だったってことでしょう。
この映画で、あまり深く考えるのは止めといた方がよさそうですので先に行きましょう。

そして、なんと言っても驚いたのが、あの衝撃のラストシーンです。
なんとかゾンビから逃げ延びた主人公が、最後に、人間側の放つ銃弾によって命を落としてしまう。そのあまりにも皮肉な結末は、正直意外でした。

マイノリティーの象徴としてのゾンビ。
それを迫害し、排除するだけでは何も解決しないんだよ、と言う人間が本来持っている差別意識に対するアンチテーゼが込められた、考えさせられるラストだったと言えるでしょう。

って言うか、映画全編がめちゃくちゃショボイんだから、カッコつけずに、素直にハッピーエンドにしときゃいいのに、っと、どこかイラっとするラストです。

ああムカつっ、じゃなかった、ああ面白かった。

おしまい。


 このレヴューを読んで、観てみたいと思った方はコチラから!
 在庫、残りわずかですよ。(だからどうした、でしょうね、きっと。)
     ↓
 


っと言うわけで、映画の感想はここまでですが、最後にオマケを載せときます。
実は、今回鑑賞したレンタルDVDの中に、この映画の予告編が収録されていたのですが、それに使われてた日本語のコピーが、思いのほかカッコ良かったのでご紹介しときます。
映画の内容とはほど遠い、「あれ? なんか、これって大作?」みたいに勘違いさせてくれるコピーです。って言うか、あの映画をこんな風に表現できる配給の人の才能がスゴイです。

 奴らは更なる進化を遂げた
 人間は奴らの奴隷
 人間は奴らの餌
 恐怖の闇に怯える世界
 その惑星の支配者は死者
 ゾンビが支配する暗黒の時代
 わずかに生き残った戦士達は
 絶望的な戦いを繰り広げていた
 果てしなく続く凄惨な殺戮
 無惨に食らわれる仲間達
 待ち受けていた死者の群れ
 そこで彼らが見た想像を超える恐怖
 農場に隠された不可解な秘密
 裏に潜む陰謀
 迫り来る危機
 これは神の意思なのか?
 これが世界の終焉なのか?
 自由の光を取り戻すため戦士たちは戦う
 人類とゾンビのアルマゲドン
 血と銃弾の黙示録を描くホラーアクション大作

 ウォー・オブ・ザ・デッド

 新たなるリビングデッド神話・・・・降臨



You Tubeも探してみましたが、英語版の予告しか見つけられませんでした。日本語版の方が断然カッコイイです。



それから、前のレヴューでYUASAさんも「詐欺だ」って指摘してましたが、このDVDのパッケージが、これまたカッコいいです。
これに騙されてDVD借りちゃった人って、ある意味ゾンビに襲われた以上に悲惨です。って言うか、YUASAさんがその典型的な一人です。

 コレですが、こんなヨロイ着た人どこにも出てきませんから注意してください。
     ↓
 ウォーオブザデッド

 なんとなくですが、コレのパクリっぽいです。
     ↓
 猿の惑星

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16:46 | CINEMA REVIEW | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Fri.

呪怨 白い老女 (CINEMA REVIEW)

「呪いつづけて10周年」

こんにちは、GARAGE-X DrumsのMITSUIです。
昨日、レンタルDVDで「呪怨 白い老女」を観ました。

shiroi-roujyo1.jpg

この映画は、フィルムではなくビデオカメラで撮られてるんですね。公開もDLPプロジェクターで上映されたみたいだし、時代でしょうかね。それとも初代ビデオ版の「呪怨」の恐さの再現を狙ったのかもしれません。でも、恐くなかったんですよ、これが。

まあ、最近のJホラーって、私が見慣れちゃったせいもあるかもわかんないけど、恐い作品になかなかお目にかかれない。でも恐くなくても「巧い!」って思わせる作品ってのは沢山あって、だから、そういった監督の仕掛けてくる技を見てるだけで結構楽しめちゃったりするんですね。

っで、この映画は、残念ながら、恐くもないし巧くも感じませんでした。
残虐な描写による気持ち悪いシーンは結構あったんだけど、それは反則なわけで、恐さ、巧さとは言えない。っと私は思ってます。

っで、恐くない原因ってなんだろうって考えてみたんですが、まず、画面が明る過ぎるってことかなあ。いや、とにかく、画面が鮮明で、隅々までよく見えるんですよ、この映画。
それから、あのビデオ独特の、必要以上に身近に感じてしまうライブ感のせいかなとも思ったんですけどね。(ありますよね、NHKドラマによくある、セットとかが丸分りで写ってる感じ。)

でも、考えてみたら、清水崇監督の初代「呪怨」もビデオ作品だったわけで、あの作品も真っ昼間を舞台にしていながら陰湿な空気感はうまく出せていましたから、一概にビデオってだけが原因ではなさそうです。って言うか、うまくやれば、その身近なライブ感が、より一層恐さを引き立たせることだって可能だと思うんですよね。清水監督はそれに成功してた。
ってことは、やはり問題は、今回のメガホンを任された三宅隆太監督の演出力にあるのではないかって思っちゃったわけです。

Jホラーの場合、「霊が画面の隅を横切ったり、気がつくとフトそこにいたり」と言った、有り得ない場所に有り得ないモノが写りこんでしまった、そんな画面に漂う違和感みたいなのが重要だと思うのですが、この映画は、正にそこが弱い気がするんですよね。霊達は、ただオマヌケにそこに突っ立ってたり、トロ~と通り過ぎるだけ。
もちろん、その辺りは、「普通こそが恐い。」「見せ過ぎてもココは大丈夫。」と言った、監督なりの計算なのでしょうけど、残念ながらその意図は伝わってきませんでした。

でも、タイトルになってる「バスケボール持った白いばあさん」のキャラは良かったですよ。アレはアレでいいと思います。ああいったキャラは、俊夫君同様、笑えるくらいのインパクトで出現してもらって丁度いい。
ただ、心霊実話テイスト的な描写については、もっと頑張って欲しかった。
詳しいことはよく分かんないけど、もっとタイミングとかライティングとかプロとしての技があるはず。それを駆使して、もっと緻密に、もっと不気味に魅せて欲しかったと思うわけです。
この映画を観て、改めて「呪怨」清水崇監督の上手さを実感してしまいましたね。

ストーリーも、恐いと言うよりイヤ~な話でした。
次回リリース、安里麻里監督、「黒い少女」に期待しましょう。

公式サイト




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予告編は結構恐いんだけどなあ。
11:55 | CINEMA REVIEW | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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